避難所運営ゲーム(HUG)実施報告
あんぜん・あんしん委員会
H29.9.2
家族や地域住民の命を守ることを最優先に考えた「災害対策シート」の全戸配布に続き、
9月2日(土)明倫小学校において、まちづくり協議会各委員、学校関係者(明倫小学校・
明倫幼稚園)42名を対象にした「避難所運営ゲーム(HUG)」を実施しました。
南海トラフ巨大地震により、地域住民が明倫小学校に避難してきた際、避難所で起こり得る課題の一例として
「高血圧の薬をなくしてしまい、困っている避難者がいます。どうしますか?」
に対し、救護班が
「医療関係者を探す」「静かな場所を提供する」
などの意見について話し合った結果を発表した後、三重県防災対策部指導員や、伊勢市危機管理課
防災アドバイザーから「同じ高血圧の薬でも、自分にあったものでなくてはならない」
「持病のある人は薬を常備しておくことが大切です」
などのアドバイスをいただきました。
HUGでは、課題に対する正解はなく、様々な視点から対応策を考えることが大切であること、
回数を重ねていく中で
「地域の絆」
も深まっていくことを感じました。
今後は、自治会や県・市と連携しながら明倫地区全住民を対象とした防災訓練等を実施していく
予定です。